朝課 

1568年の聖務日課書によれば 朝課 matutinum  とは

午前2-3時の祈り 

 

早朝の日の出のころの祈りは 賛課 laudes

 

第二ヴァティカン会議1971で 朝課は 読書 officium lections  と改められた。

読書 officium lections  は一日のうち いつでも唱えることができる というから

 読書 officium lections は日本的な読書というより聖書等を見ながらの祈りの吟唱なのであろうか。  読書 officium lections  の後はしばらく黙想 そして朝の祈り

 

従来の 賛課 laudes を 「朝の祈り」とし「晩の祈り」とのふたつが二大枢軸とされている。

東方教会では 夜半課 早課 朝課 となっていた。現在では朝の奉神礼となっている。

 

とにかく聖書によれば イエスは常に祈っていたのであるから。

 

信仰のかたち

ブッダが黙想して悟ったのであれば 座禅黙想。

エスが祈りつづけたのであれば  東方教会にならい 夜半課 早課 朝課 ・・・

末法の世に生まれても 老後にはそんな時間があってもいい。