2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧
仏教では 愛は煩悩の一種として否定されている。愛は執着であり、愛は抑制すべきもの と私は理解している。 ただ日本の大家には 密教では男女の交会は涅槃? 本居宣長は愛って最高と評価。 ”人のこころの感ずること、恋にまさるはなし” 宣長「玉の小櫛」 ”愛…
コムニオ 聖体拝領 キリスト教のミサというのはワレラ仏教徒からすると キリスト教の中心儀式 濃密な、 聖なるイベントらしく 未知なため 排他的に感じられ/気持ち悪い要素の存在を推定するのであるが、西田幾多郎の「知ることは 愛することであります」にみ…
「南史」扶南国伝に「武帝、阿育王仏塔を改造して、旧塔下舎利および仏の爪髪を出だす。頭髪は青紺色なりき」とある。 わたしは菩薩を金髪碧眼にえがいたが、展覧会でどなたも異議をとなえなかった。 最初は奈良時代の色を忠実に使ってみたが 赤青緑 中華街…
科学と宗教は対立するかのように記述されることが多いように思う。 科学的発見で新たにできるようになることが宗教的には問題がある といった記述である。 ダーウィンの「種の起原」は「創世記」を否定するものか? その後 ダーウィンの見解と調和するキリス…
歌をどのように楽しむのか 味わうのか? カトリックのグレゴリオ聖歌によるミサ の歌の楽しみ方に心惹かれる。 演歌の恋の感情よりなど わたしにはキリエ グロリア などを静かに聴いていたい。 ギリシャ正教の聖書の句から歌う聖歌から瞑想に誘われる これは…
信仰のあり方を見つめながら 教育 をみると・・ 教育とは ユダヤ教 人間存在の意義を伝え 神との契約関係を生きる キリスト教 自己本位から 愛に生きる人間への変容 そんな人にお目にかからなかった気がする が 立派な人は 静かに暮らしてみえるのであろう
写経するときに 法華経28品を品別に分担 平安時代の流行で美しく装飾。 わたしの時代は 文章というと印刷されていて 内容を批判的にみることが推奨され また 大家、学者が批判する注釈をかたわらにおいて という不遜な習慣になじんできたので 善意にみち …
年中行事 あるいは 教会暦 Annus liturgicus 信仰のあり方として 一日五回の礼拝のあるイスラム教 座禅ばかりしている仏教徒 祈りつづける修道院のキリスト教徒 いままでそうする人々の気持ちを考えたこともなかったが、老人となり 信仰のあり方をあれこれ考…
ラテンアメリカの解放の神学 韓国の民衆神学 フィリピンの闘争の神学 共通する色彩がある スペイン300年 アメリカ40年の支配でキリスト教は支配の手段であった。 植民地神学に対する闘い。民主化運動の精神。 宗教とは何か。 支配の正統化の手段 (父)マル…