フランス革命で否定された 教会暦の美しさについて

年中行事 あるいは 教会暦 Annus liturgicus

 

信仰のあり方として 一日五回の礼拝のあるイスラム教 座禅ばかりしている仏教徒 祈りつづける修道院キリスト教徒 いままでそうする人々の気持ちを考えたこともなかったが、老人となり 信仰のあり方をあれこれ考えていると 瞑想を続ける人 祈りつづける人の世界が見えてきた。

宗教のさかんな時代の美しい風習。

一日祈りつづけるだけでなく 一週間にも変化をもたせ 一年の過ごし方にも形がある。みんなで共感し盛り上がりつつ。

 

キリストが復活した日曜日 キリストの死と復活を週ごとに祝う。

待降節 降誕節 四旬節 復活節 と一年は過ぎてゆく。

音楽的にも キリエ グロリア サンクトゥス など固定した部分と季節で変化するアレルヤ唱 詩編唱和 交唱 など。

私のような凡人であれば 退屈せず 信仰に生きている と体感できそう。もし西洋に生まれていたら 母もキリスト教のつきあいを大事にしてみせていたら ・・。